「自分の都合を押し付けない」―相手のことを信じて待つことの大切さ
Aさんは、3人の子供を持つ父親です。
週末は、家族みんなで買い物に出かけたりすることを
楽しみにしています。
ある朝、3歳になる長男の着替えを手伝っていると、
シャツのボタンを止めてあげようとするAさんに対して
「パパやらないで」と言ったのです,
Aさんは、自分が止めたほうが早いし、
スムーズに出かけられるのに…と思いながら、
たどたどしくボタンを止めようとしている様子を見ていました。
すると妻から
「最近は自分で着替えられるになったのをパパに見せたがってるのよ」
と言われたのです。
それを聞いてAさんは、ハッとしました。
自分の都合を押し付けて、
子供が成長するチャンスを潰そうとしていたなと反省し、
息子に謝りました。
思い返すと職場でも部下の仕事の進捗を待てずに、
自分が代わりにしていたことに気づきました。
相手のことを信じて待つことが大切なのだと感じたAさんです。
倫理法人会様が発行している
【職場の教養】の中にあったエピソードです。
私はこのエピソードを読み、泣けてきました。
思い当たる節ってありませんか?
子供を急かしてしまったり
待てなくてつい手を貸してしまったり。。。
「早くしなさい!」を
連呼したり。。。
部下にもそうですね。
不器用な部下にイライラしたり、怒りの感情が湧いてきて
時には自分の感情をぶつけたり…
子供は、
部下は、
所有物ではない
しかしながら、つい自分の思い通りにしようとする
私がこのお話をお客様の前ですると
皆さま必ずと言っていいほど
目に涙を浮かべ聞いてくださいます。
部下の成長を、子供の成長を信じて
待てること
つい、手を出したいことを抑えること
「小さい時には手をかけて
大きくなったら目をかけろ」
私が昔教わったことです。
上司と部下の関係も
親子の関係も実はとっても似ているのです。
今日も素敵な一日をお過ごしくださいませ。
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