朝倉千恵子オフィシャルブログ

部下が上司から信頼を得る一番の決め手とは何か?

「信頼感をどうやって確保するか?

平凡な仕事も疎かにしない心がけ
その積み重ねが、崩れぬ信頼感を生み出す

人から何かを命じられる
その命ぜられたことをその通りにキチンとやる。

そこまではよいけれど
やった結果を命じた人にキチンと報告するかどうか、

命ぜられた通りにやって
その通りうまくいったのだから
もうそれで良いと考える人

いや例え、命のままやったとしても
その結果は一応キチンと報告をしなければならない

そうしたら命じた人は安心するだろうと考える人

その何でもない心がけ
ちょっとした心の配り方の違いから
両者の間に信頼感に対する大きな開きが出来てくる

仕事には知恵も大事、才能も大事。

しかしもっと大事なことは、
些細と思われること
平凡と思われることも、疎かにしない心がけである

難しいことはできても
平凡なことはできないというのは
本当の仕事をする姿ではない

些細なこと
平凡なこと、
それを積み重ね積み重ねて、
その上に自分の知恵と体験とを加えていく。

それではじめて
危なげのない信頼感が得られるというものであろう。

賽の河原の小石は崩れても、仕事の小石は崩れない…」

上記は松下幸之助翁の教え。。。

部下が上司から信頼を得る一番の決め手は何か?
それは報告の回数

ここはとっても大事です。

報告の数が少ない
漏れる
歪む
遅れる
手の打ちようがない

依頼した仕事の進捗状況を細かく報告する
中間報告(プロセス報告)を明確にする

上司は現場を見なくても
部下の報告により現場の状況を浮かべることができる

トラブルや問題が発生した時も瞬時に対応が可能となる

報告の数はまさに信頼の数

「その報告はもうしなくても良い
自身で判断しなさい・・・」

と言われるようになると
何を手に入れたことになるか?

それは【権限】。。。
(肩書きは関係ない)

権限委譲できる部下はまさに
さらにその上に仕事に就く

上司から信頼され
お客様から信頼され、

より高い地位・任務を担うこととなる。

仕事ができるとは
何を意味するか

今一度考えたい

評価は常に相手がすると言うことを。。。

 

今日の一言
『信頼される人材の条件は何かと聞かれたら、報告の徹底と答える。
嘘をつかない、言い訳をしない、
話していることに一貫性がある。
バーター取引をしない。
いざといった時、絶対に逃げない。』

-モノの見方考え方